「X-ファイル」、フォックス放送で13年ぶりに復活

アメリカのフォックス放送は、3月24日に「X-ファイル」が同テレビネットワークに復活すると発表した。

アメリカのフォックス放送は、3月24日に「X-ファイル」が同テレビネットワークに復活すると発表した。熱狂的な人気を誇った連続放送がシリーズを終了してから13年以上がたつ。オリジナルシリーズの脚本/監督を務めたクリス・カーター氏が、6エピソードに渡るこの特別な「イベント・シリーズ」の総指揮を務め、主役を担うデヴィッド・ドゥカヴニーとジリアン・アンダーソンがそれぞれフォックス・モルダー捜査官とダナ・スカリー捜査官として再び出演する。

「(空白期間は)13年間のコマーシャル休憩だったと考えている」とカーター氏は述べている。「良かったのは、世の中がその間に随分と変わったことだ。おかげでこの6話を放送するのに申し分ない時期が来た」。

「X-ファイル」は1993年に初放映されてから9シーズン続いた。また2008年の「X-ファイル:真実を求めて」など、長編映画2作品も生み出されている。

「私たちは『X-ファイル』の全9シーズンでクリスと仕事をするという機会に恵まれました。これは私たちのキャリアでも、もっとも価値あるクリエイティブな経験の1つでした。そして彼と再びその素晴らしい世界を模索できるかと思うと、これ以上刺激的なことはありません」とFOXテレビジョン・グループの会長とCEOのダナ・ウォルデンとゲイリー・ニューマンはコメントしている。

「『X-ファイル』はスタジオとテレビネットワーク双方にとって影響力の大きい番組であっただけでなく、大衆文化を形づくった世界的な現象でもありました。それでありながら最初から番組を信奉していた大勢のファンにとっても真の宝であり続けました。『X-ファイル』ほど、熱心なファンを惹きつけたテレビ番組は少なく、彼らが心待ちにしているモルダーとスカリーのスリル満点の新たな一章を提供できることに、心から喜びを感じています」。

新らしい「X-ファイル」の製作は、今年の夏に開始が予定されている。また放送日は今のところ未定とされている。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

【関連記事】

ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています

注目記事