フランス北西部の世界遺産「モンサンミッシェル」が3月21日、ありし日の姿に戻った。時事ドットコムによると、18年ぶりの大潮が押し寄せて、孤島の姿を回復した。
コトバンクによると、モンサンミッシェルはブルターニュ半島の近くにある小島で、周囲約900メートル。島を覆うように建てられた修道院は966年に創建されたもので、その後は増改築を重ね、13世紀ごろに、ほぼ現在の形になったとされる。百年戦争の際には要塞として使用された。周囲の湾は干満の差が激しく、かつては干潮時にしか渡ることができなかった。
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しかし、18世紀に建設された堤防道路の影響で土砂が堆積した。近年は滅多に、海に囲まれた姿を見ることはできない。
ヨーロッパで20日に観測された日食の影響もあり、21日夜の潮位はモンサンミッシェルの周辺で、14メートルを超えたという。これは、ビル5階分に相当する高さだった。「世紀の大潮」を見ようと、数千人がモンサンミッシェルを訪れたという。
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DAMIEN MEYER via Getty Images
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GUILLAUME SOUVANT via Getty Images
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