チュニジアの首都チュニスで起きた銃撃事件で負傷をした結城法子さん(35)は手当を受けている病院で、銃撃の瞬間を生々しく語った。「自分は耳や手や首を撃たれ、一緒にいた母は首を撃たれて自力では動けなくなっていた」と話したとNHKが報じている。
NHKのインタビューに応じた結城さんは、「博物館の外で銃声が聞こえたあと、ガイドに部屋を移動するように言われ、みんなが走り出したときに倒れてしまい、撃たれてしまった」と話しました。そして、「頭を抱えてそこにいたが、自分は耳や手や首を撃たれ、一緒にいた母は首を撃たれて自力では動けなくなっていた。そのあともしばらく銃声や爆発音が続いていて、警察が来たときに自分が先に博物館を出てきた」と話していました。
(けがの日本人女性 銃撃の瞬間語る NHKニュース 2014/03/19 11:18)
結城さんは左耳からほおにかけて、左手首などに包帯が巻かれている。意識ははっきりしていて、病室まで見舞いに訪れたチュニジアのシド首相から声をかけられると涙を浮かべながら応えていたという。
47NEWSによるとこの銃撃事件で日本人3人が死亡、3人が負傷した。死亡した日本人3人は全員女性で、東京都荒川区の成沢万知代さん(66)と、いずれも埼玉県狭山市の宮崎チエミさん(49)と遥さん(22)。宮崎さんは親子とみられ、政府が確認中だ。
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