約2年前、ダックスフントのデニスの体重は約25キログラムもあった。しかしデニスは生まれ変わった。
AP通信によると、太っていた頃のデニスが食べていたのは、ファストフードのハンバーガーやピザといった人間の食べ物だったという。
ある時、デニスの飼い主の親戚で看護学生のブルック・バートンさんがデニスを見てあまりの状態にショックを受け、そしてデニスを譲ってほしいと親戚に頼んだのだという。
ドライフードと散歩ダイエットを経てデニスは驚くほど体重を落とし、そして生まれ変わった。今やデニスは体重5キログラムのスリムでかっこいい犬だ。
「犬には人間と同じ食べ物をあげてはいけません。それに食べ物やおやつを与えすぎるのもいけません。健康的な生活を送るために、犬も人間と同じようにきちんとした食生活と適度な運動が必要なのです」と、地元オハイオ州の放送局「WSYX」にバートンさんは話している。
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しかし、食生活の改善と運動に加えて外科治療も必要だったという。体重が減ったことで皮膚がたるんだデニスは、たるんだ皮膚につまずいて身体を傷つけてしまい、その傷口からばい菌が入ってしまったため、3度の再建手術を受けた。
地元の新聞コロンバス・ディスパッチ紙によると、バートンさんは、個人向けクラウドファンディング「GoFundMe」で募金を呼びかけ、治療費の一部に充てたという。治療に必要な総額は2800ドルだったが、GoFundMeで集まった資金1700ドルや、デニスの話を聞いた人たちからの募金のおかげで、手術にこぎつけることができた。
そうやって生まれ変わったデニスは、性格もすっかり変わったそうだ。
「はじめの頃、デニスは元気がなく、とても気分が悪そうにしていました」とバートンさんはAP通信に対して語っている。「デニスがどんな性格の犬なのかも、当時はほとんどわかりませんでした。でも痩せた今は、デニスはちょっと生意気で手がかかる犬です。何にでも興味を持ち、誰とでも遊びたがるんですよ」
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この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
[日本語版:遠藤康子/ガリレオ]
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