ダンディーすぎるヤギが山口にいた 実は自分でヘアセットした?【秋吉台サファリランド】

「秋吉台サファリランド」にいるヤギが「ダンディーすぎる」と話題だ。担当者はこのヤギが自分で前髪を整えた可能性を示唆した。

山口県の動物公園「秋吉台サファリランド」にいるヤギが「ダンディーすぎる」と話題だ。同園の公式ツイッターが3月12日に投稿した写真が人気となり、14日午後2時現在で7000リツイートを超えている。

ヤギの名前は「かまぼこ」。2014年4月に生まれた3兄弟の1頭だ。シバヤギ系の雑種だが、同園の担当者はハフポスト日本版の取材に対し、他の2頭と異なり「かまぼこ」だけがこのようなふわふわの前髪になっていると話した。

同園ではオスのヤギは去勢するのが通常だが、繁殖のため「かまぼこ」は種を残すことになった。去勢したヤギであれば短い毛のままだが、種を残したヤギは成長とともに前髪が伸びる。しかし、通常であれば前髪は「真ん中分け」のようになるが、なぜか「かまぼこ」の髪はカールになった。

このカールした前髪について、担当者は「ヤギは頭がかゆいと、木に頭部をこすりつけたりします。かまぼこの場合も、こすりつけが原因で髪がカールしてしまったことも考えらます」と述べ、「かまぼこ」が自分で前髪を整えた可能性を示唆。そのため、「この髪がいつまで見られるかは、わかりません」と述べた。

なお、「かまぼこ」は同園内ではヤギの群れの中では暮らさず、ラマなど他のオスの動物を集めた一角で飼育されているという。

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