「忠犬ハチ公」80年目の命日にあたる3月8日、東京大学農学部で新銅像の除幕式が開かれた。飼い主の上野英三郎博士をハチが出迎えるシーンを描いたもので、上野博士の死後、90年ぶりの再会となった。
ハチは上野博士が亡くなった後も、10年ちかく東京の渋谷駅に通い、飼い主の帰りを待ち続けていた。「ハチ公の銅像」は渋谷駅の待ち合わせスポットとして今も親しまれている。
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東大農学部に設置された新銅像は、上野博士が農学部の前身となる東京帝国大学農科大学の教授だった縁で農学部の有志が呼びかけた。1000万円を超える寄付金が集まり、名古屋市在住の彫刻家、植田努さんが完成させた。
式典で白幕が引かれて、ハチと上野博士の姿が露わになると、数百人の観衆の拍手でいっぱいに。「やっと会えたね!」と祝福する声も出た。埼玉県から家族連れで訪れた30代の主婦は「ハチが博士を見つめる眼差しが、すごく優しくて感動しました」と話していた。
Kenji Ando
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