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過激派集団「イスラム国」関連のウェブサイトに、イスラム国に拘束されているフリージャーナリスト後藤健二さん(47)解放の条件としているサジダ・リシャウィ死刑囚を、ヨルダン政府が釈放する準備をしているとの書き込みがあった。1月28日、TBSが報じた。
このウェブサイトでは、数時間以内にリシャウィ死刑囚をイラク・アンバール県のドリーム族の代表者に渡す可能性が高い、という具体的な情報も書き込まれているという。
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さらに、TBS系ニュースのJNNの取材に対してヨルダン政府関係者は「まもなく良いニュースが話せるだろう」と答えているとしている。
またヨルダンのニュースサイト「Jordan News」も、「ヨルダン北東部のザルカ付近で、リシャウィ死刑囚が解放のためハシェミテ刑務所へと移送されているという複数のリーク情報があった」と報じている。さらに、「オマーンのデュライミ族に引き渡す」との現地報道もあり、情報が錯綜している。
現地で指揮にあたる中山泰秀・外務副大臣は現地時間の28日朝、報道陣の取材に対し、釈放に関する進展について「現時点で答えられる情報はない。(後藤さんの安否に関しても)各方面から情報収集に取り組んでいる」と答えた。
リシャウィ死刑囚は2005年、ヨルダンの首都アンマンで起きた連続ホテル爆破テロに関与したとされる。このテロでは死者が約60人に達した。
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