1月2日から3日にかけて開催された第91回「東京箱根間往復大学駅伝」。伝統の箱根駅伝で往路と復路の両方を制し、初の総合優勝を果たしたのは、青山学院大学だった。その立役者となったのは、小田原から芦ノ湖へと箱根山を登る往路5区を走った3年生の神野大地(かみの・だいち)選手だ。
スポニチによると、神野選手はスタートから10kmすぎに駒澤大学を逆転し、トップに立った。コース変更で20m長くなった区間で「山の神」と呼ばれた柏原竜二選手の区間記録を上回る1時間16分15秒をマーク。2位の明治大学に約5分の大差をつけて、往路初優勝に導いた。「山の神かどうかは皆さんに決めていただくこと。そうなれたらうれしい」と、コメントしていたという。
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■金メダリストにあやかって命名
日刊スポーツによると、神野選手は1993年9月13日生まれの21歳。愛知県津島市出身。中京大中京高校を経て青山学院大学に入学。総合文化政策学部に在籍している。「大地」という名前は、ソウルオリンピックの競泳男子100m背泳ぎで金メダルを獲得した鈴木大地選手にあやかって、父親の敏道さんに命名された。
身長164cm、体重44kg。2014年11月の全日本大学駅伝ではアンカー8区を担当し区間3位だった。自己ベストは5000メートル14分4秒58、1万メートル28分41秒48。ハーフマラソンの1時間2分42秒は青山学院大学としては新記録となった。
好みのタイプについて、「AKBは好きではないが前田敦子は好き」と報じられている。
往路優勝を果たし、ガッツポーズする青学大5区の神野大地=2日、神奈川県箱根町
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