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発見したのは、アメリカ・ハワイ大学の海洋学者、ジェフリー・ドレイゼン博士らが率いる共同研究チーム。太平洋にあるマリアナ海溝の水深5000〜1万600メートルを環境調査したところ、8145メートルの位置でクサウオ科とみられる新種の魚を撮影できたという。
調査チームに参加しているイギリス・アバディーン大学のアラン・ジェミーソン博士はこの魚について、「非常にはかなげだった。ティッシュペーパーが水に浮かぶようにゆっくり泳いでおり、漫画の犬のような奇妙な鼻をしていた」と話した。NBCはこの魚を「海のゴースト」と表現した。
研究チームは30日間にわたる調査で、92回に渡ってマリアナ海溝を調査。100時間を超える撮影では、この新種のクサウオの他にも、体長28cmもある巨大なエビの撮影にも成功。さらに、世界で2番目に深い水深10545メートルで、端脚類(エビ)の群れも撮影された(下記動画)。
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