スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の発表によると、2013年の世界の軍事費は推計で1兆7470億ドル(約206兆3400億円)。国別シェアでは、アメリカが世界の軍事費の37%を占め、ダントツ。中国は11%で2位。日本は8位、韓国は10位にそれぞれランクインした。
世界の軍事費は、世界全体のGDP(国内総生産)の2.4%を占め、一人当たりでは248ドルの支出に当たるという。
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軍事支出費の国別シェアランキングは以下の通り。
世界の軍事費の約8割が上位15カ国で占められている。そして、世界の軍事費の半分近くがアメリカと中国の2カ国だけで占有されている。
地域別では、アフリカや中米、アジアなどの国々が国防費をぐっと増やした。
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東アジアは前年比で4.7%増加した。軍事増強を続ける中国が日本やフィリピン、ベトナムなどとの領有権争いを繰り広げる中、日本をはじめ、軍事支出を増やす国々が目立ってきている。
また、イギリスのシンクタンク国際戦略研究所(IISS)が発表した「ミリタリー・バランス2013」によると、軍拡を進める中国に対応してインドやパキスタンなど周辺国も連鎖的に軍備を増強。このため、2012年には初めてアジアの軍事費が欧州を上回った。
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