中国・広州市にある長隆サファリパーク「長隆野生動物世界」で生まれた「奇跡」のジャイアントパンダの3つ子、その生後100日を祝う行事が11月5日に行われた。パンダの赤ちゃんたちは7月29日生まれ。これまでに判明しているなかで、世界で唯一の生存している3つ子である。3つ子の誕生記録は他にもあるが、全頭が成長したことはない。
サファリパークの職員はAP通信の取材に対し、現在、この3つ子 (オス2頭とメス1頭) はみんな体重5キロ以上で順調に成長していると述べた。パンダの赤ちゃんは一匹ずつ母親と過ごす。みんな一緒には面倒を見られないからだ。
生後100日は、体力のないパンダの赤ちゃんにとって重要な節目である。パンダは、野生でも動物園飼育下でも成長するのが難しい動物として知られている。伝統的に、パンダの赤ちゃんは生後100日を迎えてから名前がつけられる。「長隆野生動物世界」では名前が公募されており、もうすぐそれぞれの名前が決まる。
この節目のお祝いに、赤ちゃんたちのとても愛らしい人生最初の100日間を追った写真と動画を集めてみた。
誕生直後のパンダの3つ子 (7月)。
パンダの3つ子のうちの1頭がお母さんにごあいさつ (2014年8月15日)。3つ子の大きさは誕生時の4倍に。
保育器にいる生後1カ月のパンダの3つ子 (2014年8月28日)。
生後1カ月のパンダの3つ子。職員の健診を待つ (2014年8月28日)。
パンダの赤ちゃんたちが目を開ける (2014年9月18日)。
3つ子はみんなの注目の的。名前公募イベントで (2014年10月1日)。
パンダの3つ子が「ミス中国」上位3名の出場者たちと遊ぶ。動物園のイベントで (2014年10月27日)。
生後100日記念行事中、来園者はパンダの赤ちゃんたちに夢中 (2014年11月5日)。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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