宮沢洋一経済産業相の資金管理団体「宮沢会」が2010年、広島市内のSMバーに政治活動費を支出していたことが、10月23日に分かった。宮沢会の2010年分の政治資金収支報告書によると、同年9月6日に「交際費」の名目で広島市中区の繁華街にあるSMバー「マザン」に1万8230円を支出していた。
47NEWSでは「この店は、下着姿の女性をロープで縛り、客も参加する形のショーを開催している」とした上で、宮沢氏の説明を以下のように報じた。
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宮沢氏は経産省で記者団に「初めて知った。支出したのは事実。私自身は行っていない。事務所関係者が誤って政治資金として支出してしまった」として、政治資金収支報告書を訂正する考えを示した。
(SMバーに「宮沢会」政治活動費 経産相の資金管理団体 - 47NEWS 2014/10/23 13:28)
宮沢氏は自身が所属する自民党岸田派の総会で「私はそういう趣味はない」と釈明したという。
宮沢氏は23日昼、所属する自民党岸田派総会で「私はそういう趣味はない。収支報告書を見ていたが、店の名前だけでは分からなかった」と釈明した。また、「事務所の者が政治資金としてふさわしくない使い方をしていたことが分かったので、すぐに訂正する。監督不行届であり大変反省している」と陳謝した。
(「私はそういう趣味はない」SMバーに政治活動費で宮沢経産相 - 産経ニュース 2014/10/23 13:08)
宮沢氏は故・宮沢喜一元首相の甥。前任の小渕優子氏が政治団体の不明瞭な収支の責任を取って10月20日に辞職したことを受けて21日、経産相に就任したばかりだった。
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