イギリスの教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」が10月1日、2014年の世界大学ランキングを発表し、東京大が2013年と同じ23位でアジア最高位を保った。一方、日本からトップ200内に入った他の4大学は、いずれも順位を下げた。
研究内容や論文の引用回数や教員スタッフ1人当たりの学生数、国際化など、13の要素に基づいて、順位を付けた。世界一は4年連続でアメリカのカリフォルニア工科大で、2位がアメリカのハーバード大、3位はイギリスのオックスフォード大。12位まではいずれもアメリカとイギリスの大学だった。
アジアでは、シンガポール国立大が2013年より順位を1つ上げて25位になり、東京大に迫った。以下、香港大が43位、北京大が48位、ソウル大が50位。
日本の大学で東京大に続いたのは、京都大59位(2013年52位)、東京工業大141位(同125位)、大阪大157位(同144位)、東北大165位(同150位)で、いずれも2013年より順位を下げた。
タイムズ・ハイヤー・エデュケーション誌は「東アジアやシンガポールが、欧米と並んで高等教育・研究の中心になりつつあることは疑う余地がない」との見方を示した。
各国のトップ200入りした大学数と、トップの大学=タイムズ・ハイヤー・エデュケーションのサイトより
■上位10大学
1 カリフォルニア工科大(アメリカ)
2 ハーバード大(アメリカ)
3 オックスフォード大(イギリス)
4 スタンフォード大(アメリカ)
5 ケンブリッジ大(イギリス)
6 マサチューセッツ工科大(アメリカ)
7 プリンストン大(アメリカ)
8 カリフォルニア大バークレー校(アメリカ)
9 インペリアル・カレッジ・ロンドン(イギリス)
9 イェール大(アメリカ)
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