ハフポスト日本版の新編集長にジャーナリスト高橋浩祐氏 9月8日就任

国際的な軍事専門誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」で東京特派員を務めていたジャーナリストの高橋浩祐氏(45)が、「ザ・ハフィントン・ポスト日本版」の新しい編集長を務めることが決まり、8日、就任しました。
The Huffington Post

国際的な軍事専門誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」で東京特派員を務めていたジャーナリストの高橋浩祐(こうすけ)氏(45)が、「ザ・ハフィントン・ポスト日本版」(HPJ;通称ハフポスト日本版)の新しい編集長を務めることが決まり、9月8日、就任しました。

高橋氏は、ジャーナリストとして国際・軍事・外交・経済問題に軸足を置き、これまで多種多様な取材をしてきました。また、3年間にわたり、マーケット・経済専門チャンネル「日経CNBC」の経済解説部コメンテーターとしても活躍。2009年から今年8月まで、軍事情報誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」の東京特派員として、多角的な視点と持ち前の行動力で日本国内の軍事・外交ニュースの実相に迫り、世界に向けて発信してきました。

ハフポスト日本版はアジア進出の第一弾として、朝日新聞社をパートナー企業として2013年5月にスタート。おかげさまで、わずか1年余りで月間1300万人に達する読者のみなさまにご愛読いただけるまでになりました。松浦茂樹編集長のもと、「ソーシャルメディア」を駆使して成長し続けてきたハフポスト日本版ですが、さらに影響力のある、世界基準のサイト&プラットフォームにしていくため、ジャーナリストとして経験豊富な高橋氏を編集長として迎えることになりました。

高橋氏は、就任にあたって「ハフィントン・ポストには新しい時代のジャーナリズムに必要な力があります。それは、実際の暮らしの場で起きている社会問題を市民の視点から掘り起こすシビック(市民)・ジャーナリズムの力です。さまざまな問題を抱える市民に発言と議論の場を提供し、解決を助ける役割を担いたい。そして、国際メディアの利点を生かし、世界で今、何が起きているのか国際的な視点から日本の読者にお伝えしたい。日本から海外への発信にも力を入れます」と抱負を語っています。

二人三脚でサイト運営にあたるHPJ編集主幹で、報道キャスターの長野智子さんは「とにかく熱く、パワフルな高橋新編集長。市民の声を掘り起こし、問題解決に繋げていけるようなメディアをつくりたいという彼の強い思いは、2年目を迎えたハフポスト日本版がより活気のある議論のプラットフォームにステップアップするうえでも、大きな原動力になってくれると期待しています」と、エールを寄せました。新体制になったハフポスト日本版にご期待ください。

ザ・ハフィントン・ポストを統括する「ザ・ハフィントン・ポスト・メディアグループ」のプレジデント兼編集長を務めるアリアナ・ハフィントン氏は「高橋氏は日本の最重要ニュースを世界に発信してきたプロとしての経験と熱情を持ち合わせており、ハフポスト日本版編集長として理想的です」とコメントを寄せています。また、同氏は「輝かしい多岐にわたる経歴の下、(高橋氏は)政治や金融から、事件事故、スポーツまで幅広く取材にあたり、日本内外のメディアに記事を掲載してきました。高橋氏がハフポスト日本版を率いることで、ハフポストの成長にとって国際的な進出と協力が中心的な役割を果たす時に、彼が熟知する日本の政治や文化情勢の親しみを広め、国際的視野をもたらしてくれることに喜びを感じています」と話しております。

【高橋浩祐・略歴】

1968年生まれ。93年慶応義塾大経済学部卒。2003年米コロンビア大大学院でジャーナリズムと国際関係公共政策の2つの修士号取得。93~99年朝日新聞記者をへて、ブルームバーグ・ニュース、アジア・タイムズ・オンライン、ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパン、インスティテューショナル・インベスター誌などでライターやエディターのほか、2009~2012年日経CNBC経済解説部コメンテーター。2009年から英軍事専門誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー東京特派員を務める。米紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューンや英紙ガーディアン、シンガポールのストレーツ・タイムス紙、東洋経済オンライン等にも記事掲載。

【The Huffington Postについて】

ザ・ハフィントン・ポストはピューリッツアー賞を受賞し、読者が活発に意見交換や対話を行うコミュニティーという側面をもつだけでなく、ニュース速報、特集、エンターテインメントといった情報源をもつサイトです。サイトの訪問者数は、世界で月間8600万人を数えます(2014年6月、comScore調べ、PCのみ)。当サイトに投稿するブロガーは8万人を超え、政治家や学生、著名人から、学者、政策専門家にいたるまで、あらゆる人々が自身の大きな関心事項に関する書き込みをリアルタイムで行っています。ザ・ハフィントン・ポストはAOL.Inc.の一員として、現在、英国、カナダ、フランス、スペイン、イタリア、日本、マグレブ(北アフリカ)、ドイツ、ブラジル、韓国で各国版を展開。日本版は2013年5月、朝日新聞社(木村伊量社長、朝刊発行部数約760万部)をパートナー企業としてスタートし、現在、月間1300万人の訪問者(2014年6月時点)にご愛読いただいています。

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