エルサレム旧市街、マチュピチュ、イースター島のモアイ、“最後の楽園”タヒチ――。世界有数の景勝地が、こんなにも幻想的に。
各地で撮影した写真を、HDR(ハイダイナミックレンジ合成)と呼ばれる手法で加工した作品だ。制作した石川真弓さんは、世界一周旅行で撮りためた写真をHDR加工して、ブログで公開。これがきっかけとなって、HDR写真の撮り方、加工ノウハウなどをまとめた書籍『HDR写真 魔法のかけ方レシピ』を出版した。
石川さんはHDR写真の魅力について「写真のテクニックがなくても、必要なルールに沿って撮影さえしてしまえば、後からいくらでも工夫して自分の好みの写真に仕上げることができます。HDR写真の作成作業をして、写真が想像以上に見違えてかっこよくなる瞬間も楽しみのうちのひとつですね」と答えている。
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