8月15日、メディア各社が終戦のことを報じているが、「終戦記念日」といったり「終戦の日」といったり、各社の表現がまちまちだ。
NHKは「終戦の日」を使う。その理由としてNHKは、NHK放送文化研究所が発行している「NHKことばのハンドブック」の説明を紹介している。
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8月は終戦や原爆・空襲など、先の大戦に関するニュースや番組がさまざまな形で放送されます。このうち、終戦を迎えた15日を「終戦記念日」と表現することに抵抗を感じる人も多いので、放送では「終戦の日」といっています。広島と長崎に原爆が投下された6日と9日も、「原爆の日」という表現をしています。
(NHK放送文化研究所『8月15日は「終戦記念日」「終戦の日」?」』より 1999/07/01)
他にも、「"終戦記念日"を使っているが、特に"それしか使ってはいけない"というふうに統一はしているわけではない」という日本テレビ系列のように、朝日新聞、日経新聞、などは、「終戦記念日」と「終戦の日」の両方を使っている。
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なお、政府では1957年に制定された引揚者給付金等支給法などでは8月15日を「終戦日」と表記していたが、1982年に「戦没者を追悼し平和を祈念する日」と閣議決定。英語では「the Day to Commemorate the War Dead and Pray for Peace」と表記されている。
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