古書店「まんだらけ」が、25万円の玩具を万引きされたとして、ウェブページ上で「返さなければ犯人の顔写真を公開する」としていた問題で、8月13日、まんだらけは警察の要請により、顔写真の公開を取りやめると発表した。
まんだらけの発表は以下の通り。
今回は予想外に多くの方たちの応援メールやお電話を頂き感謝しております。
それだけ多くの一般市民の皆様が法制度や司法・警察の現状にやりきれない思いをお持ちだということも事実として多々あるのだと思います。
しかしまんだらけの基本的な方針としては、あくまでも法令遵守を基本とした上で警察の捜査に協力する立場をとらせて頂くことと、 窃盗した商品を本人の良心にもとづきあくまでも自主的に返還してほしかったことを願っておりましたが、 期日である12日 (火) の夜になりますと、報道陣の方々が店舗のあるビルの入り口付近や店舗周りに集まって来られていて、とても犯人が入って来られる状況にはなかったということがありました。
実はその直前に犯人の身内 (女性です) と思わしき方より「8時 (20時) までに返せばいいのだろうか」という内容の電話があり、 期待して待っていたのですが、どうも無理なようでした。
今後は証拠も十分あるので、警察の方々のお力を信じてお任せしてまいります。
重ねて今回応援して下さった多くの方々にお礼を申し上げます。
本当に有難うございました。
(まんだらけ「警視庁の要請により顔写真の全面公開は中止させて頂きます」より 2014/08/13)
なお、まんだらけのウェブページでは記事執筆時点(8月13日8時32分)、顔写真を公開するとの記載が残っている。
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