ロビン・ウィリアムズさん死去、自宅で自殺か アメリカの人気俳優・コメディアン

アメリカのオスカー俳優・コメディアンのロビン・ウィリアムズさんが8月11日、カルフォルニア州サンフランシスコ近郊の自宅で亡くなっているのが見つかった。63歳だった。捜査当局は自殺とみて調べている。

アメリカのオスカー俳優・コメディアンのロビン・ウィリアムズさんが8月11日、カルフォルニア州サンフランシスコ近郊の自宅で亡くなっているのが見つかった。63歳だった。NBCなどアメリカのメディアが一斉に報じた。同州マリン郡保安官事務所は自殺とみて調べている。

保安官事務所の検視担当によると、窒息死の可能性があるが、死因調査は現在も続いている。ウィリアムズ氏の広報担当も死去を認め「彼はここしばらくうつ病と闘っていた」と明かしたという。

「いまを生きる」より

ウィリアムズさんは、allcinemaなどによると、シカゴ生まれ。ニューヨークの名門ジュリアード音楽院で演劇を学んだ。1984年の映画「ハドソン河のモスコー」で注目され、スタンダップ・コメディアンとしても全米ツアーを敢行した。

その後、「グッドモーニング, ベトナム」「フィッシャー・キング」「ミセス・ダウト」でゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)受賞、「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」ではアカデミー助演男優賞を受賞した。コメディアンとして多くの作品に主演するかたわら、シリアス・ドラマでも確かな演技力を発揮した。

「ミセス・ダウト」より

過去には薬物とアルコール依存症だったことでも知られている。7月には、ミネソタ州のリハビリ施設に入所したと伝えられていた。

オバマ大統領は「彼は私たちを笑わせ、泣かせた。我々に、自由にかつ寛大に、計り知れない才能を惜しみなく見せてくれた」と追悼する声明を発表した

「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(ハリウッド名声の歩道) にあるロビン・ウィリアムズの星の今夜の写真」がTwitterにアップされた。

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