干ばつ情報を提供するウェブサイト、アメリカ干ばつモニターが7月31日に発表したデータによれば、カリフォルニア州の58パーセントが「異常な旱魃」状態にある。これは、アメリカの国立旱魃軽減センターが定める基準のうち最も深刻な段階にあたり、州の記録史上最悪の状況だ。
「今年は旱魃の記録が次々に更新されている状態です」と、センターの気候学者、マーク・スヴァボーダ氏はロサンゼルス・タイムズに語った。カリフォルニアでこれほどの旱魃が記録されたのは、連邦政府が1990年代に旱魃状況を発表しはじめてから初のことだという。
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最新の調査では、以前よりも事態が驚くほど悪化していることが明らかになった。2カ月前には、カリフォルニア州全体が初めて「深刻な」旱魃か、それよりさらにひどい状況にあると発表されている。
報告書では、旱魃警報のエリアが拡大したことによる貯水量の減少、河川や地下水の観測結果について言及している。
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「カリフォルニアのこの時期にしては、必要な貯水量が不足しており、約6500平方キロメートルの地域で水不足状態だ」と気象学者のブラッド・リッピー氏は報告書に記している。
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