火星にUFOが? 探査車「キュリオシティ」の最新画像で再び論争に火

1つの画像が1000の言葉に値するとしたら、2つの画像ならどれだけの言葉に値するだろうか? 特に、奇妙な物体が火星の表面に降り立っているような光を映し出しているとしたら?
NASA / JPL-Caltech

1つの画像が1000の言葉に値するとしたら、2つの画像ならどれだけの言葉に値するだろうか? 特に、奇妙な物体が火星の表面に降り立っているような光を映し出しているとしたら?

これは、火星探査車「キュリオシティ」が撮った実際の画像だ。 いくつかのレポートでは6月23日とされているが、ジェット推進研究所(JPL。NASAと専属契約を結び、月や惑星への無人探査機の設計製作や、探査機が観測,撮影した成果の解析などを担当)の元画像にある情報によれば、6月20日だ。

JPLのフル解像度の元画像によって、いくつかの山より上に明るい光が現れるのが、キュリオシティの右側のナビゲーション・カメラで撮られている。31秒後に、キュリオシティの左側ナビゲーション・カメラは、火星の表面に近づいたように見える光の画像を撮影した。

我々が見ているのは、探査車キュリオシティの近くに着陸しようとしているUFOの画像なのだろうか? キュリオシティのナビゲーション・カメラの製作および操作チーム・リーダーであるジャスティン・マキは、恐らくそうではない、と言う。

「これはホット・ピクセルというもので、我々が右のナビゲーション・カメラを使い始めた時からありました」と、マキは電子メールでハフィントンポストUS版に伝えた。

火星上で撮られた両方の画像を示す動画を見てみよう。

PhotographyLife.comが説明したように、ホット・ピクセルは、露光が長くなってカメラのセンサーが熱くなると生じる。

キュリオシティのカメラがこの赤い惑星の遠くのほうに明るく発光する物体を捕えたのは、これが初めてではない。

4月3日に、探査車は珍しい様子の光が火星の表面で明るく輝いているところを撮影した

「キュリオシティから受け取った何千もの画像のなかに、我々はほぼ毎週、明るい点が写っているのを見る」と、マキはNASAの声明で述べた。「最も可能性の高い説明をすると、宇宙線の衝突か、または岩面に反射した日光が引き起こした可能性がある」

[Lee Speigel (English) Translation by Gengo]

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