「女の子らしく走ってみて」「女の子らしく戦ってみて」「女の子らしくボールを投げてみて」
ハイティーンの女の子や男の子、男性にお願いしたら、彼らは内股で走ったり、クニャクニャしたりする動きを見せた。
しかし、女の子に同じお願いをしてみると......。
10歳〜12歳ぐらいの少女に対して「女の子らしく」という言葉を発することは、時に、彼女たちの自信を奪う。
ハイティーンの女の子、エリンは「このくらいの女の子たちに『女の子らしく』って言葉を使うと、自信を喪失させることになると思う」と話す。
「だって、『女の子らしく』って言われると、自分は強い人間、素晴らしい人間ではないんだって思えてしまうもの」
しかし、発する側にはそんな意識はない。男の子に、「あなたは今の動きで、自分の妹を侮辱したと思った?」と聞いてみると、「してないよ!......ううん。したかも......でも妹にじゃないよ!」。
もう一人のハイティーンの女の子は、「『女の子らしく』と言われても、普段通りにしていればいい」と言う。
「それは、『女の子らしく』と言っている人たちの問題。あなたの問題じゃない。あなたは既に、女の子らしくしてるのよ。 女の子らしく走ってるし、女の子らしく蹴ってる。女の子らしく歩いてるし、朝は女の子らしく目覚めてる。だって、女の子なんだもの!」
動画は、「女の子らしく」という言葉を、別の言葉に変えるよう訴える。
実際にはどのように変えられるだろう? 6歳ぐらいの女の子に「女の子らしく走ることって、どういう意味だと思う?」と聞いてみると、彼女は真っ直ぐ正面を向いて、こう答えた。
「できるかぎり速く走れってことだと思う!」
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