東日本や東北で、大気の状態が非常に不安定となっていて、6月29日の午後は局地的に強い雨が降っている。気象庁は、同日夜遅くにかけて雷を伴った激しい雨が降る見込みとして、低い土地の浸水や落雷、突風などに十分注意するよう呼びかけている。
朝日新聞デジタルによると、東京都練馬区で1時間45ミリを記録するなど、各地で激しい雨を観測したという。
同庁によると、富山県立山町で同日午後4時過ぎまでの1時間に49・5ミリの激しい雨が降ったほか、夕方までの1時間雨量は、東京都練馬区で45ミリ、秋田県由利本荘市で43・5ミリ、埼玉県秩父市で37ミリを記録した。同庁は東京都の広い範囲や埼玉、宮城、新潟各県などの一部市町村に大雨警報を発表した。
(朝日新聞デジタル「東京・練馬で1時間45ミリ 局所的に激しい雨」2014/06/29 18:09)
交通機関にも影響が出ており、午後4時23分頃、東京都世田谷区の京王電鉄井の頭線の明大前駅とその周辺の線路が冠水し、京王電鉄は一時運転を見合わせた。毎日新聞が伝えている。
午後4時36分から永福町−吉祥寺間で折り返し運転を開始し、午後5時5分現在、全線で運転を再開したが、運休や45分程度の遅れが出ている。
(毎日新聞「京王井の頭線:明大前駅で線路冠水 一時運転見合わせ」より 2014/06/29 17:22)
また、都営地下鉄三田線は午後3時54分頃、蓮根駅で発生した保安装置故障のため一時全線運転をとりやめた。18時30分現在、本蓮沼—西高島平間で運転を見合わせている。落雷の影響とみられる。
この大雨の影響で渋谷駅前の道路が冠水するなどしており、Twitterなどには多数の画像や動画が投稿されている。
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