ボコ・ハラムまた関与か サッカー場で爆発、40人死亡 ナイジェリア

ナイジェリア北東部アダマワ州ムビで5月1日、サッカー場で爆発があり、警察当局者によれば観客ら40人が死亡した。犠牲者の大半は地元チームの試合を観戦に来ていた客だという。犯行声明は出ていないが、イスラム過激派ボコ・ハラムによる犯行が疑われている。
AFP時事

ナイジェリア北東部アダマワ州ムビで6月1日、サッカー場で爆発があり、警察当局者によれば観客ら40人が死亡した。犠牲者の大半は地元チームの試合を観戦に来ていた客だという。犯行声明は出ていないが、イスラム過激派ボコ・ハラムによる犯行が疑われている。時事ドットコムなどが報じた。

アダマワ州は非常事態宣言下にある北東部3州の一つ。ムビではこれまでも、イスラム過激派ボコ・ハラムによるテロ攻撃が発生し、2012年10月には大学施設が襲撃されて多くの学生が犠牲となった。

(時事ドットコム「サッカー場で爆弾テロ、40人死亡=ボコ・ハラム犯行か-ナイジェリア」より 2014/06/02 06:16)

ボコ・ハラムは、現地語で「西洋の教育は罪」という意味で、学校のほか、スポーツイベントも「西洋の影響」としてテロの標的にしている。4月にはナイジェリア北東部ボルノ州で女子生徒270人以上を拉致したほか、各地で爆破テロや襲撃事件を起こしている。

アメリカやイギリスなどが人質救出の専門家チームを派遣しているが、解決には至っていない。

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