日産自動車の人気車種「スカイライン」に、ドイツのダイムラー製のターボエンジンが搭載されることが5月26日に発表された。ダイムラーの技術が日産の国内向け主力車種に使われるのは、今回が初めて。MSN産経ニュースが以下のように報じている。
日産自動車は26日、高級スポーツセダン「スカイライン」に、資本提携先の独ダイムラーから調達した排気量2000ccターボエンジンを搭載したモデル「200GT-t」を追加し、6月5日から発売すると発表した。ガソリン1リットル当たりの燃費性能は13・6キロで、価格は383万4000~456万8400円。
(MSN産経ニュース「日産がスカイラインにベンツのエンジン搭載」2014/05/26 16:24)
今年2月にデビューした13代目のスカイラインは、これまでハイブリッド車のみの設定だった。今回のターボエンジンは、ダイムラーの「メルセデス・ベンツEクラス」に搭載されているのと同じもので、燃費はおとるが割安の設定となっている。
同日に記者会見した西川廣人副社長は、「ダイムラーのエンジンを積んだ2リッターのダウンサイズターボは、非常に軽快な走りだ。ターボエンジンを追加して選択肢が広がった。じわじわと存在感を確立してトップに肉迫したい」と抱負を述べた。
ルノー・日産グループは、ダイムラーと2010年4月に資本提携。同グループは、メルセデスベンツの中型バン「ヴィト」向けに小型ディーゼルエンジンとトランスミッションを供給していた。
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