サッカーの女子アジアカップ決勝戦が5月25日ベトナム・ホーチミン市で行われ、日本代表(なでしこジャパン)は前回優勝のオーストラリアを1-0で下し、初優勝を飾った。朝日新聞デジタル他が伝えた。
アジアカップには14回出場し、4回決勝進出を果たしたが、これまで優勝は果たせなかった。5回目の挑戦にして、悲願の初優勝を達成した。
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決勝戦の相手オーストラリアは前回の優勝チームで、14日に行われた1次リーグA組での対戦では2-2の引き分けに終わっていた。
試合は前半28分にセットプレーから2試合連続となる岩清水梓のヘッドで先制。後半はオーストリアの猛攻を粘り強い守備でかわし、1-0で勝利した。
試合後、佐々木則夫監督と決勝点を決めた岩清水は次のようにコメントした。
日本の佐々木則夫監督は、「選手たちがよく頑張ってくれて、ようやくタイトルを取ることができた。これを来年のワールドカップにつなげていきたい」と話しました。
また、2試合連続で決勝ゴールを決めた岩清水選手は、「本当に欲しいタイトルだった。アジアのトップを取るのは本当に難しい。みんなの力で取ることができて最高です」と笑顔で話していました。
(NHK NEWS WEB 「なでしこジャパン アジア杯で初優勝」より 2014/5/26 00:47)
今回のアジアカップは、2015年6月に開催されるサッカー女子ワールドカップの予選を兼ねており、5位以内のチームが出場権を得られる。日本は前回優勝を果たしたドイツ大会に続き、7大会連続の出場をすでに決め、ワールドカップ連覇を目指す。
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