猛犬の攻撃から飼い主の少年を救った(日本語版記事)勇敢な猫が、事件後、初めてとなるインタビューに応じた(言葉は話さなかったが)。
「23ABC」のクルーが、飼い主のジェレミー・トリアンタフィロくんからコメントを引き出そうとする間、メス猫のタラは謙虚にも、何度かカメラのフレームから逃れようとした。
4歳のジェレミーくんは、「ぼくはタラがすごく好きなんだよ」と説明してくれた。「タラは英雄なんだ。ヒゲもあるし」
軽度の自閉症であるジェレミーくんは、足に深い傷を負って10針縫うことになったが、救援に駆けつけたタラの勇敢な行動がなければ、さらなる重傷を負っていたことは間違いない。
ジェレミーくんの母親エリカさんは、息子が襲われたとき、近くで植物に水をやっていたという。「Sky News」の取材に対してエリカさんはこう語っている。「タラが犬を攻撃したのはわかっていたけど、ビデオを見て初めて、タラが具体的にどうやってあの犬を追い払ったのかがわかったの。攻撃の途中で後ろを向いてジェレミーを確認しているし、追跡を途中でやめてジェレミーのところに戻っている。タラは私のヒーローよ」
ジェレミーくんの父親のロジャーさんは次のように話した。「エリカと私が結婚前に付き合っていた頃、タラは公園から家まで付いてきたんだ。私は、タラが家までずっと付いてきたら飼うことにしようって言ったんだよ」
ロジャーさんはこう付け加えた。「タラはサーモン1年分の働きをしたよ。いや、一生分だな!」
イギリスの動物保護団体「キャッツ・プロテクション」は英ハフィントンに対して、「去勢手術を受けていないオス猫や、子猫をかかえたメス猫は、動画にあるような行動を見せることがあります」と説明してくれた。
スライドショーでは、タラと一家の様子をもっと紹介している。
[Sara C Nelson (English) 日本語版:湯本牧子/ガリレオ]
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