ケニアのナイロビ市郊外に住むカール・ハートリー家は、1930年代に建てられたイギリス式の邸宅で、世界で最も美しく、かつ絶滅の危機にある動物と一緒に暮らすという、滅多にない栄誉に浴している。その動物とは、ウガンダキリン(ロスチャイルドキリン)だ。
この邸宅は現在、小さなホテル「ジラフ・マナー(Giraffe Manor)」として改装されている。以前の所有者が1984年にオープンしたものだ。
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そしてこのホテルでは、約57ヘクタールの敷地内に8頭のキリンが住んでいる。宿泊客たちは、この心優しい巨大な動物とじかに触れ合うという、一生に一度の体験ができる。
毎朝、朝食の時間になると、キリンたちはホテルの方にブラブラとやって来て、窓やドアから顔を入れて朝ごはんをねだる。宿泊客は朝食のテーブルのすぐそばで彼らにエサを与えたり、間近で写真を撮ったり、2階の寝室の窓から触れ合ったりできる。
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ホテルの客室は10室のみで、宿泊料は最低でも1人1泊あたり500ドルを超える(PDF)。決して安くはないが、ここで得られる素晴らしい体験は、それだけの額を支払う十分な理由になるだろう。
さらにこのホテルは、絶滅の危機にあるキリンに避難所を提供しているほか、つがいを再び野生に戻して未来の種を維持することを目指した繁殖プログラムも実施している。
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[(English) 日本語版:佐藤卓/ガリレオ]
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