STAP細胞論文の共著者で、撤回に反対しているアメリカ・ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授は4月9日、理化学研究所の小保方晴子さんの記者会見を受け、「現時点で新たなコメントはない」と発表した。MSN産経ニュースなどが報じた。
バカンティ米ハーバード大教授は9日、「現時点で新たなコメントはない。記者会見を開くつもりはないしインタビューにも応じない」と所属する米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院の広報を通じて発表した。
(MSN産経ニュース「【小保方氏】新たなコメントなし 共著者のバカンティ教授」より 2014/04/10 00:23)
バカンティ教授は、理研の調査委員会が4月1日に小保方氏の不正を認定した調査結果を発表したときには、「論文の誤りは研究結果に影響しないと信じる。論文は撤回されるべきではない」とする声明を発表している。
一方、STAP論文を掲載した科学誌ネイチャーも「コメントできない」としている。
論文を掲載した英科学誌ネイチャーの広報担当者は、朝日新聞の取材に「論文の懸念について深刻に受け止めており、継続的な調査をしている。独自の評価をしているし、理研の調査結果も検討しているが、現時点ではこれ以上コメントできない」と答えた。
(朝日新聞デジタル「バカンティ教授「新たなコメントはない」 STAP問題」より 2014/04/10 10:01)
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