株式会社NTTドコモは3月28日、歩きながらスマートフォンを操作する「歩きスマホ」による事故防止とマナー向上の取り組みの一環として、「全員歩きスマホin渋谷スクランブル交差点-もしもスクランブル交差点を横断する人が全員歩きスマホだったら?-」をYouTube上で公開した。
演算シミュレーションを用いて、渋谷スクランブル交差点を渡る1500人が歩きスマホをしたらどうなるのかを3DCGアニメーションで再現。愛知工科大学工学部の小塚一宏教授の研究結果に基づき、歩きスマホ中は通常の歩行時と比べて視野が20分の1になるという想定で、他の歩行者にぶつかった場合にとる行動を「あやまる」「スマホを落とす」「倒れる」の3通りとした。
シミュレーションの映像では、他の歩行者とぶつかり転倒する人や、あやまろうとしてさらに別の歩行者にぶつかる人が続出し、その結果、信号が青の間に横断に成功したのは、1500人中の547人だったという。
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