マレーシア航空機の残骸か インド洋で物体発見とオーストラリア首相

消息を絶った北京行きのマレーシア航空機について、オーストラリアのアボット首相は3月20日、人工衛星の画像から、インド洋の南で同機の可能性がある2つの物体が浮いていることを確認したと明らかにした。現場海域に航空機を派遣し、確認を急いでいるという。
CANBERRA, AUSTRALIA - MARCH 20: Australian Maritime Safety Authority Emergency Response Division General Manager John Young speaks to the media about satelite imagery of objects possibly related to the search for Malaysian Airlines flight MH370 March 20, 2014 in Canberra, Australia. Two objects possibly connected to the search for the passenger liner, missing for nearly two weeks after disappearing on a flight from Kuala Lumpur, Malaysia to Beijing, have been spotted in the southern Indian Ocean. (Photo by Stefan Postles/Getty Images)
CANBERRA, AUSTRALIA - MARCH 20: Australian Maritime Safety Authority Emergency Response Division General Manager John Young speaks to the media about satelite imagery of objects possibly related to the search for Malaysian Airlines flight MH370 March 20, 2014 in Canberra, Australia. Two objects possibly connected to the search for the passenger liner, missing for nearly two weeks after disappearing on a flight from Kuala Lumpur, Malaysia to Beijing, have been spotted in the southern Indian Ocean. (Photo by Stefan Postles/Getty Images)
Stefan Postles via Getty Images

消息を絶った北京行きのマレーシア航空機について、オーストラリアのアボット首相は3月20日、人工衛星の画像から、インド洋の南で同機の可能性がある2つの物体が浮いていることを確認したと明らかにした。現場海域に航空機を派遣し、確認を急いでいるという。時事ドットコムなどが報じた。

首相は「信頼できる情報だ」と強調。「この画像を専門家が分析した結果、(マレーシア機に関連する可能性がある)二つの物体が確認された」と述べた。

(時事ドットコム「マレーシア機の残骸発見か=インド洋南部で-豪首相」より 2014/03/20 13:11)

47NEWSの速報によると、オーストラリアの当局者は、マレーシア機残骸の可能性がある物体は、約24メートル。パースの南西2300キロという。

ただし、見つかった物体が残骸かどうかはまだ確認されていないという。アメリカ軍の哨戒機も現場に向かっているという。

物体がマレーシア航空機の残骸(ざんがい)とは確定しておらず、空軍の哨戒機などを投入して、詳細を調べている。米ABCテレビ(電子版)によると、米軍の哨戒機も現場に向かっているという。

ロイター通信などによると、アボット首相は豪議会での答弁で、豪海洋当局が不明機に関連する「新たな信用できる情報」を得たと述べた。マレーシアのナジブ首相にも状況を伝えたという。

(MSN産経ニュース「【マレーシア機不明】「衛星画像に残骸らしき物体」と豪首相、空軍機を急派 豪西部沖に2つ」より 2014/03/20 12:45)

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