楽天の複数の社員がインターネット仮想商店街「楽天市場」の出店店舗に、元値をつり上げて割引したように見せかける不当な二重価格表示を指示していたことが3月19日、出店業者らへの取材で分かった。47NEWSが伝えた。
消費者に誤解を与える表示を楽天側が主導していたことになり、楽天は「事実なら看過できない重大な内規違反であり、厳正な処罰を行いたい」としている。
こうした二重価格表示は、景品表示法違反の有利誤認に当たる可能性がある。消費者庁は「事実関係を確認したい」としている。
(47NEWS「楽天、元値つり上げ割引装い指示 ネット出店業者が証言」より 2014/03/20 02:00)
こうした表示は昨年のプロ野球日本一セールで発覚したが、社員の関与は明らかになっていなかった。
こうした二重価格表示は、景品表示法違反の有利誤認に当たる可能性がある。楽天社員のコンサルタントは「客には分からないから」と不当な価格表示を指示した。楽天の担当者は「事実なら看過できない重大な内規違反であり、厳正な処罰を行いたい」と話した
(日刊スポーツ「楽天社員が偽装指示」より 2014/03/20 09:25)
偽装を指示された店長は、楽天社員から「みんなやってますよ」と言われて従ったという。
男性コンサルタントから50%オフ商品の要請を受けた生鮮食品店の店長によると、電話で「これ以上割引できる商品がない」と断ったところ「今のままでいいんです。定価を倍額にすればいい」と客に半額と思わせる手法を指示されたという。店長は驚いたが「みんなやってます」と言われて従った。
(「スポニチ断っても強引に…「安い商品交ぜセットに」「在庫一つでも」」より 2014/03/20 05:30)
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