東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗・元首相は2月26日夜のBSフジの番組で、フィギュアスケート女子の浅田真央選手について、先の講演で「大事なときには必ず転ぶ」と発言したことについて「反省しなければいけない。思いを正しく伝えられなかったのは大変残念だ」と述べた。時事ドットコムなどが伝えた。
森氏は、ソチ・オリンピックで浅田選手が前半のショートプログラムで16位になった後、団体戦の出場に疑問を呈する発言をした。
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森氏は(中略)「浅田さんは最後の五輪になるかもしれない。花を飾らせてあげるため、余計なことに神経を使わせない方がいいのではないかと思った」と釈明した。
(時事ドットコム「時事ドットコム「必ず転ぶ」発言を反省=森元首相」より2014/02/26 21:34)
また、孫が浅田選手の大ファンだと明かした。
「今、ものすごく孫から怒られている。その母親、つまり娘からも怒られている」と語った。
(MSN産経ニュース「浅田選手めぐる発言を「反省」 森元首相「孫から怒られている」より 2014/02/26 23:13)
浅田選手は後半のフリーで完成度の高い演技をして6位に入賞した。浅田選手は帰国後の記者会見で森氏の発言について問われ、「森さんが今、少し後悔しているのではないかなと思います」と語った。森氏はこれについては「後悔はしていない」と答えた。
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