森喜朗氏、英語は「敵国語だった」 東京オリンピック組織委がソチで会見

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が記者会見で「私の世代はよほど特別に勉強しないと、英語が理解できない。(第二次世界大戦中の)かつては敵国語で、外国とはつきあいもなかった」などと発言した。出席した記者らから反感を招いている。
時事通信社

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は9日にソチ五輪のメーンプレスセンターで記者会見を開き、森喜朗会長が日本語で会見したため語学力について質問を受けた。森氏は「私の世代はよほど特別に勉強しないと、英語が理解できない。(第二次世界大戦中の)かつては敵国語で、外国とはつきあいもなかった」などと説明、出席者から反感を招いている。47NEWSは次のように報じた。

英語力について、森氏は「昔はボール、ストライクも『よし』『駄目』と日本語を使わされて野球をやっていた。私の世代はよほど特別に勉強した方じゃないと外国語をよく理解しない」と話した。出席者からは「敵国語とは不快な表現だ」(英国人記者)「ジョークだと言えば笑い話で済んだが、そうではなかった」(米国人記者)と当惑する声が聞かれた。

(47NEWS「東京組織委の語学力に厳しい質問 森会長らがソチで会見」より 2014/02/09 21:13)

また、森氏は、組織委員会の役員が高齢で女性がいない点を指摘されると、「理事は25人から30人になるので、若い人、女性も適材適所で入ると思う」と話した。

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