2月6日のソチオリンピックは、開幕式より一足早く、フィギュアスケートの新種目「団体」が始まった。日本からは、男子シングル枠の最終滑走で19歳の羽生結弦選手が出場。97.98点で1位となった。2位となったロシアのエフゲニー・プルシェンコ選手に6点以上の大差をつけた。
フィギュアスケート「団体」はソチから採用される新種目。出場10カ国が男女のシングルとペア、アイスダンスの4つの種目の総合成績で順位を競うという物。各種目優勝者に10点、2位に9点といった具合でポイントが与えられ、各ショートプログラム終了時に、上位5カ国がフリーに進む。フリーでも順位点が与えられ、ショートプログラムとフリーの合計点でメダルが決まる。
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「団体」の男子シングルのショートプログラムには、カナダが世界選手権3連覇中のパトリック・チャン選手など各国ともエース級を投入したが、羽生が他国を圧倒したことで日本が1位に。
この後に行われた男女ペアのショートプログラムでは、高橋成美選手と木原龍一選手が出場。イギリスを上回る46.56点を得たが、8位に終わった。男子シングルと合わせて、この日は合計13ポイントを獲得。日本は4位となっている。
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