BBCによると、Appleの2013年第4四半期の発表で、ティム・クックCEOが「iPodがずっと右肩下がりなのは、社内の誰もが知っている」とコメントし、iPodの終焉が近いことを示唆したという。
初代iPodは2001年に発表され、CDやMDからデジタルミュージックプレイヤーの普及を一気に推し進める役割を果たした。IHSによると、2008年には2200万台を売り上げ、最多台数を記録。2007年のiPhone発売後、徐々に売上を落とし、2013年第3四半期では約600万台、9億7300万ドルと全盛期の半分以下、売上全体の2%に落ち込んでいる。しかしこれでも、全米のMP3プレーヤーの7割のシェアを握っている。
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アップルの売上高全体に占める割合はわずか2%にとどまっている。一方で、アイフォーンは前年同期比7%増の5100万台、タブレット端末の「iPad(アイパッド)」も2100万台と、いずれも四半期としては過去最高を記録した。
(SankeiBiz「存在意義失った「iPod」 クックCEOが終焉示唆、故ジョブズ氏も予言」より 2014/01/31 08:30)
アメリカのテクノロジーニュースサイト「The Verge」は、2010年以降のiPod、iPhone、iPadの売上推移をグラフにしている。
今や「子供のための電話機能なしiPhone」とも言われるiPod。この先、どうなるのか。
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