iPodの売上はかつての半分以下 なくなる日は来るのか。

iPodはもうすぐ終わるのか――ティム・クックCEOがiPodについて触れた。
SAN FRANCISCO - SEPTEMBER 09: A display shows the range of colors for the new iPod Nano with video capabilities during an Apple special event September 9, 2009 in San Francisco, California. Apple CEO Steve Jobs announced a new version of iTunes, new pricing for iPod Touch music players and a new version of the iPod Nano with video capabilities. (Photo by Justin Sullivan/Getty Images)
SAN FRANCISCO - SEPTEMBER 09: A display shows the range of colors for the new iPod Nano with video capabilities during an Apple special event September 9, 2009 in San Francisco, California. Apple CEO Steve Jobs announced a new version of iTunes, new pricing for iPod Touch music players and a new version of the iPod Nano with video capabilities. (Photo by Justin Sullivan/Getty Images)
Justin Sullivan via Getty Images

BBCによると、Appleの2013年第4四半期の発表で、ティム・クックCEOが「iPodがずっと右肩下がりなのは、社内の誰もが知っている」とコメントし、iPodの終焉が近いことを示唆したという。

初代iPodは2001年に発表され、CDやMDからデジタルミュージックプレイヤーの普及を一気に推し進める役割を果たした。IHSによると、2008年には2200万台を売り上げ、最多台数を記録。2007年のiPhone発売後、徐々に売上を落とし、2013年第3四半期では約600万台、9億7300万ドルと全盛期の半分以下、売上全体の2%に落ち込んでいる。しかしこれでも、全米のMP3プレーヤーの7割のシェアを握っている。

アップルの売上高全体に占める割合はわずか2%にとどまっている。一方で、アイフォーンは前年同期比7%増の5100万台、タブレット端末の「iPad(アイパッド)」も2100万台と、いずれも四半期としては過去最高を記録した。

(SankeiBiz「存在意義失った「iPod」 クックCEOが終焉示唆、故ジョブズ氏も予言」より 2014/01/31 08:30)

アメリカのテクノロジーニュースサイト「The Verge」は、2010年以降のiPod、iPhone、iPadの売上推移をグラフにしている。

今や「子供のための電話機能なしiPhone」とも言われるiPod。この先、どうなるのか。

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