工業化した社会で生活できるということは幸運なことだ。食料や雑貨が急に必要になった時は、近くの店までひとっ走りすれば、当たり前のように手に入れることができる。
栽培や収穫、採掘、合成などの工程は、遠く離れた大規模な工場の中で行われている。そこでは、巨大な機械と、名前も知られていないたくさんの人たちが作業を行っているのだろう。
1本の爪楊枝が、ブラジルの森林から出発してあなたの歯間に届くまでの長い旅の間には、あまりに多くの工程がある。大半の人は、この爪楊枝の束はどうやってできたのだろう?と少し考えてみることすらしない。
けれどもわれわれは現在、インターネットのおかげで、世界各地で日々行われている様々な製品の複雑な製造工程(少なくともそれらの一部)の様子を見ることができる。以下のGIFでこれらの工程の様子を紹介しよう。
鉛筆
蛍光ペン
インクの寿命を保証するための、サンプルを使用した試験の様子。
アイスクリームサンドイッチ
クレヨン
本
「無線綴じ」として知られる製本様式では、すでに丁合が完了した折丁の背に、糊を塗布して表紙が貼り付けられる。
各ページは規定のサイズに切りそろえられる。
金網
コンドーム
包装の前に、表面と裏面に潤滑剤が塗られる。
ポップタルト(ケロッグ社のお菓子)
プリングルズ(ジャガイモと小麦でできたスナック菓子)
機械が小刻みに動き、チップの束が規定の長さに整えられ、各束は包装工程へ送られる。
風船
風船の形をした型が、染色されたラテックス(ゴムの微粒子が水中に分散し,コロイド状の懸濁液となっているもの)に漬け込まれる。
その後、口の部分が丸め上げられる。
爪楊枝
鎖
バネ
ストップモーション・アニメーション
映画『Coraline(コララインとボタンの魔女 3D)』の制作が最も忙しくなった時期には、28人のアニメーターがフルタイムで稼働しても、1週間当たり90秒から100秒くらいのアニメしか完成しなかった。
銀色のフォーク
ホットドッグのソーセージ
挽いた肉は、塩などを入れて撹拌され、このように驚くほど美味しそうな形で現れる。
その後、無定形の肉の塊から、1本1本がつながった状態のソーセージが作られる。
プレッツェル
生地はこのような機械で切り分けられていく。
このようにして完璧な形で結ばれる。
ガラス瓶
この切断装置の形により、ボトルの首の部分の形状が決まる。
その後、すべて洗浄される。
ライター
各火打石は、機械により、正しい位置に収められる。
パスタのらせん
パスタはらせん状に押し出され、その0.5秒後に1本ずつに切り分けられる。
[Sara Bobltz(English) 日本語版:丸山佳伸/ガリレオ]
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