ベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会が1月8日、成人式への参加や、理想の社会人像、理想の働き方などのアンケート結果を発表した。
成人式に「参加するか」については、74.5%の人が「行く」と回答した。行かないと回答した理由としては「面倒だから」「地元から離れて住んでいるため」「行く意味や必要性を感じない」などが挙げられたという。
■7割超が「プライベート重視」、4割が「地元重視」
「どんな働き方をしたいか」という選択式の質問では、73.1%の人が「プライベート重視で働きたい」と回答。仕事よりもプライベートを大切したい意識が浮き彫りとなった。「バリバリ働きたい」人は20.6%で、「働きたくない」人は6.4%という結果となった。
また、働きたい地域については「地元で」と答えた人が一番多く40.2%。「海外で」と答えた人は、わずか3.1%。今年の新成人の傾向としては、「地元志向」「プライベート重視」の希望が強いことが分かった。
■働きたい組織は、「中小企業で働きたい」がトップ
「どんな組織で働きたいか」を尋ねた質問では、「中小企業」と答えた人が31%で一番多い結果に。次いで「大企業」が24%、「公務員」が23%と続いた。「フリーランス・起業」と答えた人は6%にとどまった。
「働きたい組織」と「どんな社会人になりたいか」についてクロス集計を行ったところ、プライベート重視派は中小企業志向が強く、バリバリ働きたい人は大企業を選ぶ傾向が高かった。働き方の志向に関わらず、公務員には一定以上のニーズがあることがわかった。
■理想の社会人像は、「母」「先生」など身近な人
なお、新成人の理想の社会人像については、「母親」「先生」「父親」など身近な存在が上位を占めた。著名人は、最上位で5位のイチロー。次いで、7位に俳優の堺雅人、8位にスティーブ・ジョブズや本田圭佑などがランクインしている。
なお、調査概要は以下の通り。
【調査概要】
・調査対象:2014年の新成人[1993年4月2日〜1994年4月1日生まれ]
男女200名ずつ 計400名
・調査期間:2013年12月20日(金)~21日(土)
・調査方法:インターネット調査
※新成人の7割超が「プライベート重視」だとわかりました。このような傾向について、どう思いますか? あなたの声をお聞かせください。
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