ある著名な人は、かつてこう言った。「学べる教訓のうち最も貴重なものは、教室では教えない。」
1. 母親が心配していたのとは反対に、毎食ジェラートを食べても病気どころか気分が悪くなることさえない。
ピザでも。クレープでも。エンパナーダでも。体に悪いと言われるワースト・ランキングに入るようなもののどれを食べても。留学中は食費を切り詰めないといけないんだよ。
2. 人間というのは元来親切だ。
見知らぬ人が自分のことも顧みずに、どこまでも助けてくれる。こちらがやるのは、礼儀正しく尋ねることと、たくさん感謝することだけだ。
3. ガイドブックに載っているからといって、必ずしも見に行く必要はない。
展示物A:小便小僧
4. ユーロはドルと同じだと思い込んだ方が楽。
為替レートは無視して、頭の中でいろんな価格をドルに換算するのもやめた方がいい。大変なだけだから。
5. ライアンエアーのシートは倒すことができない。
...でも料金を見て、予想はついたはず。
6. アメリカは世界の中心ではない。
この惑星にはアメリカ人以外にも住んでいる人がいる。そして自分たちとは違った生活を送っている。それでいて彼らはかなり幸せだ。これを実感できるのは貴重な体験。
7. 飲んだ後の小腹を満たすには、ナチョスよりドネルケバブの方が1000倍はいい。
肉の切れ端だけ見ても、何の動物の肉かだれにも分からない。仲間といろんな味を探しに行くのは最高!
8. ホステルで出会う人はだれでも親友になる可能性がある。
知り合ったばかりなのに、その後、数日か数週間、旅を共にしてくれる人もいる。ちょっとしたきっかけで、一生の友人にめぐりあえる。
9. 列車は時刻表通りには来ない。
...もしくはいつまでも来ない。
10. 7日間同じ服を続けて着ることは可能なだけでなく、社会的にも受け入れられるものだ。
イージージェットの機内持ち込み荷物に全部詰め込むには、そうするしかないでしょ? 色の違うスカーフを数枚持っていれば大丈夫...それなら、写真に同じTシャツを着て何回写っていてもバレない。
11. 英語は本当に国際語だ。
それに、英語を学習中の人たちは自分と話して練習できるのをとても喜んでくれる。まぁ、彼らの言ってることは理解不能だとしても。
12. アメリカの夕食の時間はかなりずれている。
合衆国建国の父たちはどうして6時に食べることにしたんだろう。この惑星の他の場所ではみんな10時まで待つのに。
13. 思いつきの行動は報われる。
1ユーロの激安航空券をネットで予約できた瞬間とか。イビサ島でのショーを見るためのチケットがぎりぎりで買った時とか。きっと熟慮の上での判断ではなかっただろうけど、記憶の中でずっとリプレイし続ける良い思い出になる。
14. 旅ほど絆を強めるものはない。
自分がだれかにとって本当の友達かどうかを見極めたい? それなら、露店の果物で食中毒になること。それか、7時間のバスの遅延。それか、ウィズエアー。
15. 留学中の平均学習時間は、だいたい4分間。
シ―ッ、これ秘密だから。
16. タクシーの運転手さんは地球上で一番いい人たち。
話し好き。元気いっぱいだし。それにいつもみたいに迷わなくていいようにちゃんと目的地まで送ってくれる。
17. 一人旅をすると隠れた才能を発見できる。
チェコの街を一人で地下鉄で移動するなんて無理だと思うかもしれないけど、意外とできてしまう。
18. ギネス・ストアハウスはちゃんとした史跡。
これはまったく誇れることではない。でも現時点では、これが真実。
19. 留学できた人たちは信じられないほどラッキー。
自分の故郷を離れて、いろんな心配事からも解放されて、何ヶ月も世界を見て周るなんて、大学時代はもちろん、めったにできない。留学は特権。それもすばらしい特権。
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。