アメリカの新しい駐日大使・キャロライン・ケネディ氏が11月19日、オバマ大統領からの信任状を天皇陛下に手渡す儀式に臨んだ。
式では、ケネディ氏が天皇陛下の前に進み出て、「自分の信任状と前任者の解任状を奉呈する光栄を有します」と述べ、オバマ大統領からの信任状と前の大使の解任状を手渡しました。
天皇陛下は、それらを岸田外務大臣に手渡したあと、ケネディ氏とにこやかに握手をしてことばを交わされたということです。
(NHKニュース「ケネディ大使 天皇陛下に信任状捧呈」より 2013/11/19)
キャロライン・ケネディ駐日大使は、宮内庁の馬車で皇居に向かったが、馬車か自動車か選べるという。
大使一行の送迎には皇室用の自動車か馬車かを選べるが、「ほぼ100%」(宮内庁式部職)というほど、馬車を希望するという。大使送迎に使われる儀装馬車は「二頭曳(び)き座馭式(ざぎょしき)」と呼ばれ、大正末期から昭和初期に製造され、美術品的価値も高い。
(MSN産経ニュース「19日に信任状捧呈式 ケネディ新大使が皇居へ」より 2013/11/18 19:55)
今回行われた「信任状捧呈式」は、憲法で天皇の国事行為に定められている。
第七条 天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
(中略)
九 外国の大使及び公使を接受すること。
ケネディ駐日大使は19日、Twitterアカウントを開設。さっそく写真を投稿している。
※11/19 19:35追記:儀式が終わった後の囲み取材の模様も、動画が公開されている。
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