Googleストリートビュー 福島第一原発付近の避難区域内の写真を掲載 東電正門前も

Googleは福島第一原発付近の立ち入り制限区域内の画像を、町並みが写真で観られるサービス「ストリートビュー」に追加した。
Google

Googleは、町並みが写真で観られるサービス「ストリートビュー」に福島第一原発付近の立ち入りが制限されている区域の画像を追加した。福島だけでなく、岩手、宮城の被災地の写真も今年4月以降に撮影したものに差し替え、復興状況の「いま」をインターネットから閲覧できるようになった。

同社では震災以降、継続的に撮影した写真を「未来へのキオク」というサイトにアーカイブしている。今回のストリートビューの写真更新で観られなくなった過去の写真も、同サイトに収録し、震災前、震災直後、2013年、という3つの時間軸で同じ場所を比較しながら閲覧できる。

なお、制限区域内の写真について、プロジェクトを担当した同社の河合敬一さんは「すべてを見ているわけではないが、確認した範囲では動物が写りこんでいることはない」という。広報部では、「撮影を担当したスタッフによると、太ったイノシシ、痩せた牛、(震災前は)いないはずの猿がいた、と報告を受けている」としている。

ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています

注目記事