レノボ ThinkPad X240s 発表、Haswell 搭載で11時間駆動 (実機ギャラリー)
レノボ・ジャパンは7月17日、ThinkPad X240sを発表しました。モバイルノート ThinkPad Xシリーズの最新モデルで、新たにHaswell こと インテル第四世代 Core プロセッサをを搭載しました。駆動時間は約11.8時間。本体サイズは約305.5×208.5×17.7mm、重量は約1.34kg。
ThinkPad X240s
ThinkPad X240sはモデルによって、Core i3-4010U/i5-4200U/i7-4500Uを搭載します。これにより、内蔵グラフィックスの強化と省電力化を実現しました。
ThinkPadの象徴であるスティック型ポインター「トラックポイント」も引き続き搭載。ただし操作ボタンは独立したクリックボタンではなく、パッドの上辺で兼用します。パッドはガラス製で、広い面積となめらかな触り心地が特徴です。
キーボードはバックライト装備
キーボードはアイソレーションタイプ6列。トラックポイントも装備
トラックポイントの操作ボタンはパッドの上辺で兼ねます
外見では、天面についていたThinkPadやレノボのロゴの向きを変更しました。従来は画面を開いた際に対面の人からは上下反対に見えていましたが、今回の新製品からは対面の人から正しい向きで見えます。
天板はフラット。カラーは従来のThinkPadの真っ黒からは明るい色あいに
液晶ディスプレイは12.5インチ、解像度は1366×768ドットのほか、提供時期は遅れますが1920×1080ドットの高解像度タイプも追加予定です。それぞれ10点マルチタッチパネルのオプションも用意します。1366×768ドットモデルの一部をのぞいてIPS液晶を採用しました。搭載メモリーは4〜8GB、ストレージは最大512GBのSSDまたは最大1TBのHDDです。
本体のサイズは305.5×208.5×17.7mm(幅×奥行×厚)。重量は標準的な構成で約1.34kgで、レノボ・ジャパン製品事業部ThinkPad製品担当の吉原敦子氏によると、タッチパネルなしモデルでSSD搭載では最小1.29kgからの構成も可能だそうです。
その他のスペックはインターフェースはUSB 3.0が2ポート、Mini DispayPort、VGA、4in1メディアカードリーダー、HD720pカメラ、キーボード・ライト。バッテリーは3セルを2個内蔵。搭載OSはWindows 8です。
液晶画面は180度開きます
底面はフラット。バッテリーは固定式です
アナログVGA端子などのインターフェースも装備
LANポートがあるのは実用的。SDカードスロットの上にはSIMカードスロットも
法人向けには7月17日から受注を開始、個人向けはレノボ・ジャパンの直販サイトにて日付は未定だが販売予定。法人向けモデルの価格は152,250円〜となっています。なお、レノボ・ジャパンでは併せて14インチのThinkPad T440sも発表しています。
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