参議院選挙公示、ハフポストが訴えたい「6つの争点」とは

インターネットを使った選挙活動が初めて解禁される参院選が4日、公示された。ハフィントンポスト日本版では、「少子化」「雇用」「エネルギー」「憲法改正」「アベノミクス」「クール・ジャパン」の6つのテーマを争点に掲げ、記事をまとめてきた。また、各党幹部や候補者の動向まとめもあわせて紹介する...
時事通信社

インターネットを使った選挙活動が初めて解禁される参院選が7月4日、公示された。時事通信によると、第23回参院選の立候補の受け付けは午後5時に締め切られ、選挙区271人、比例代表162人の計433人による争いがになることが確定した。

ハフィントンポスト日本版では、「少子化」「雇用」「エネルギー」「憲法改正」「アベノミクス」「クール・ジャパン」の6つのテーマを争点に掲げ、これまで記事をまとめてきた。また、各党幹部や候補者の動向まとめもあわせて紹介する。

安倍政権は成長戦略の柱に女性の活用を掲げる。育休3年や待機児童解消、長時間労働の抑制など少子化突破に向けた方針に対する議論がある。

各政党も公約に明記する若者の雇用政策。非正規労働者の増加や最低賃金の引き上げなど雇用をめぐる問題を取り上げる。

原発を維持するか、それとも原発ゼロを目指すべきか。自民党は前者、それ以外の党は後者でくっきりと政策が分かれている。原発ゼロにするのであれば、代替エネルギーの開発が急務だが、自然エネルギーを活用する動きは急速にしぼんでおり、CO2排出というデメリットはありながらも、火力に頼らざる得ないのが現状だ。

憲法の改正手続きを定めた第96条、表現の自由に関する第21条、憲法に道徳を記載すべきか、参院選の争点に憲法を入れるべきか、憲法改正に関する国民投票などの議論・問題がある。

これまでのアベノミクスは効果があったのか、成長戦略として取り組むべき点はどこか、住宅ローン金利の上昇や食料品価格の上昇などのアベノミクスの副作用などに関する議論・問題がある。

日本文化を海外に輸出する「クール・ジャパン」をめぐって、衆議院に提出されている児童ポルノ禁止法案の改正案が問題となっている。漫画やアニメなどの創作物も、規制対象になりかねないことが、クール・ジャパンの推進に水を差すのではないかと危惧する声も出ている。ハフポストでは漫画家の赤松健氏、弁護士の山口貴士氏にインタビューした。

※訂正:「憲法改正」と「アベノミクス」の項目で、内容が重複していた部分がありましたので訂正いたします。(2013/07/04 17:19)

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